11月の頭は北アルプス上高地周辺の山小屋のラストなので、この時期に行くと人がいてトレースがある状態で雪山に登れるというチャンスなのだが、今年は11月2日が平日で仕事が休めないので北アルプスは諦めた。でもせっかくだからどこか1泊したいなーと思っていると苗場山にある赤湯温泉の山口館が今年は10月31日が最終宿泊ということなので行ってみることにした。
苗場山あたりは行ったことがないので調べてみると例年11月は苗場山山頂付近は雪が降り始め、山口館のほうから登る人はほとんどいなそう。登る人はみんな反対側の秋山郷のほうからだ。俺は温泉に入るほうがメインなので、山頂にいくのはやめておこう。
始発に乗り特急や新幹線は使わず鈍行で越後湯沢までいき、バスに乗り換え元橋で下車。11時8分着。山口館のサイトによるとここから4時間とのこと。多少遅くなっても明るいうちに着けるだろう。
http://www.akayunaebasan.sakura.ne.jp/access.html
ところで山口館のサイトの一番したにある画像はエベレストトレッキングのゴーキョへ向かうルートの写真である。なんの説明もなく突然ネパールの写真になっているのは謎。
車内の説明に手荷物料金100円って書いてあるから降りるとき払おうと思ってたのに完全に失念していた。すみません。
すんごい急斜面をロープで降りていく。一応山口館のサイトの説明でもここだけだから!と書いてある。
谷に降りて橋を渡ったところにサッカーフィールドがあった。ここで音楽フェスをやったりしてるようだ。
そして、なにげにここまでのアップダウンが激しく、しんどい。1泊なので立山縦走と比べると着替えや食料は少ないのだが、寒いことを想定して冬用のシュラフ、エアマットとウレタンマットの2つなどを持ってきているのでまた17,8kgくらいになっている。
林道にたどり着いた。ここまでに1時間半かかっている。ここから元橋ではなく、林道を歩いて白樺口というバス停に向かうと1時間4分。これ元橋じゃなく白樺口から歩いたほうが楽なんじゃね?と思わなくもない。テン泊の荷物じゃなければいいのかもしれない。
13時、林道終点。林道自体はまだ先があるけど一般利用者はここまで。この奥の河原の河川改修工事のところにめっちゃ広い駐車場があるので駐車スペースに困ることは無さそうだ。この辺から電波が届かない。
橋を渡ったところで降りてきた人(関係者っぽい?)に苗場山?と聞かれたので温泉までと答えると「よかった、上は40cmくらい積もってるから大変だよ」と言われた。そりゃ俺の手には余るな。行こうと思わなくてよかった。
13時50分、林道の本当の最終地点。関係者の車が2台止まっていた。ここから登山道になる。
登りが思ったより急で大変。ストック出さずにここまで来たのでもうこのまま今日はストックなしで行ってみようと思う。しかし登ったり下ったりしつつ、明らかにストックがあったほうが早いな、と感じている。
一番奥に見える山に雪が積もっている。遠目に見ると木の緑のほうが目立つが、それでもこの距離から雪があるとわかるということは実際にその場にいったら数十センチ積もっている可能性が高い。
iPhoneを機内モードにしないでそのまま歩いてたら通知が送られてきて電波あるなと思ったらここでdocomoの電波はいると書かれていた。親切だな。タクシーの電話番号と一緒に目安の料金も書いてあるがなかなかの金額。帰りもバス一択だな。
3時30分、眼下にテントが見えた。最後けっこう急な斜面。
テントは二張あって、自分のをいれて三張り。広さ的には5、6張りが限界だろうか。夏は溢れそうだな。しかもこのテン場なぜか無料。山口館のすぐそばにあるけど山口館が管理しているわけではないのだろうか?
テン場から山口館は3分ほど。中には入らず、外にある料金箱に入浴料やドリンク代を入れるシステム。
赤湯温泉は露天風呂で混浴の時間帯もあるが、水着は禁止。湯浴み着も不可なんかな?
温泉はほどほどに温かく温まるが、めっちゃ熱いことはない。銭湯でいったら温湯に近い。風呂場で話した人と話が盛り上がって1時間以上浸かってたけど大丈夫だった。
小屋の裏手にもお湯が溜まってるところがあった。触ってみると足湯できそうなくらいには温かい。でも温まるほどじゃないな。山口館は閉館すると浴槽も入れなくなるそうだが、こっちは勝手に湧いてるので閉館後も入ろうと思えば入れる。でも寒いだろうな。
特に夜することもないので20時前には就寝。山口館あたりの標高ではさほど冷え込まず、これなら冬用シュラフじゃなくても大丈夫だった。まあ夏用できてめっちゃ寒くなった、というパターンよりはましだが。
翌朝もせっかくなので出発前に入浴。一応別の日なので入浴料はもう一度払った。6時45分に出発し、9時15分に駐車場、9時40分に林道から元橋バス停に向かう分岐についた。バスが10時50分なので、元橋まで1時間という表記を信じれば間に合うのだが、来るときはとても1時間では着かなかった。それを考えると10時50分のバスは諦めたほうがいいだろう。で、どうせ次のバスになるなら林道で白樺口まで行ってみることにしてのんびり歩き始めたら下山してきた人が車に乗せてくれて、しかも越後湯沢駅まで送ってくれた。ありがたや。さらに道中、いろんな山のとても有益な情報を教えてくれて大変参考になった。