夏前にOMのミラーレスカメラ、OM-5 Mark IIを購入した。
俺は街や山で歩きながら写真を撮って、あとで位置を確認するのが好きなので写真にExifで位置情報を付加するのは必須だ。代々GPS内蔵のカメラを使っていて前はCanon 6D Mark IIだった。
しかしもうカメラ本体にGPSをつけるような時代ではなくなり、今GPSがついているカメラと言えばToughシリーズのような、写真よりも野外活動に軸足を置いたようなカメラだけになってしまった。Toughも使ったことあるしカメラとして悪いわけではないが、街撮り、風景写真のカメラとしてはどうしても物足りなさがある。
では今どきはどうしているかといえば、アプリ経由でスマホと連動しスマホの位置情報を写真に落とし込むわけである。OMではOI.Shareというアプリを使う。
OI.Shareを使って位置情報を付加するのには2系統ある。
方法1.OI.Shareで位置情報の記録を開始し、カメラとスマホをBluetooth接続して、撮ったそのときに位置情報を付加する。
方法2.OI.Shareで位置情報を記録したあと、最後に終了をすると移動経路が保存される。そのあとカメラと同期し、記録された移動経路からカメラ内の位置情報がない写真に位置情報を追加する(それぞれの位置は撮影時間で判定される)。
そして1と2にはそれぞれ多少のデメリットが存在する。
方法1.カメラをオンにした、またはスリープから起こした直後はスマホとカメラがペアリングしておらずそのときに撮ると位置情報がないことになる。ペアリングして位置情報がオンになるまで2,3秒待つことがある。そのくらいいいじゃないかと思うかもしれないが、さっと撮りたいときに数秒待つことになるというのはけっこうストレスだ。
方法2.丸一日位置情報の記録を続けたあと最後に終了をすると記録が保存され、その記録をもとに位置情報を付加するのだが、OI.Shareがたまに記録の保存に失敗するのだ。失敗すると記録は完全に失われ、取り戻すことは不可能だ。
記録が失敗するというのはかなり大きなデメリットではあるが、まだ良かったのは発生する頻度は高くなく俺はカメラを買ってから数か月で1,2度しか経験していない。しかしOI.Shareを以前から利用している彼女によれば時折起こるということなので稀な事象でもないようだ。
ここからはあくまで俺の使い方ではという話だが、俺としてはまあ一部の写真に位置情報がついてなかったとしても途中途中で位置情報のついた写真があればだいたいどこで撮ったものかは推測できる。だから方法1でペアリングしたとき位置情報を付加するようにしておいて、最後に方法2で位置情報を取りこぼした写真に位置情報を付加することにした。
方法2が成功すればすべての写真に位置情報を付加できるし、もしOI.Shareが記録に失敗しても方法1で位置情報を付加できていた写真はそのままなのですべての位置情報がロストすることはない。俺の撮影ではだいたい方法1の時点でおよそ8割の写真には位置情報がついている。つまり方法1をバックアップとして運用する作戦である。
なおカメラがスリープになる時間を長くすればそれだけOI.Shareから切断されることはなくなり、方法1で位置情報が付かないということはなくなるのだが、OM-5 Mark IIは軽量を売りにしている分バッテリーの持ちが良くなく、なるべく早めにスリープさせたいというジレンマを抱えている。このあたりはもう少しカメラを使ってどのくらいの長さにすべきなのか検討していく必要がある。
