これは友人です。 |
- そもそも使える時があまりない
登山は建前上昼過ぎに目的地に着くのが良いとされてますけど現実的には夕方になることも多い。するともう日は傾きかけてるし、朝は早く出発するのでのんびり充電に使える時間はほとんどない。キャンプならいいけど登山ではねー。 - 電圧が不安定
そこでいっそ充電しながら歩いてやろうかと友人のようにザックに括りつけて歩いたりするわけですが、曇や影、歩く向きによっては光量の増減があって電圧が安定しない。Android系のデバイスはわりとそのへん適当なんだけどiOSはシビアで電圧が低くなると充電しなくなります。そして光量が戻っても充電を始めない。一度抜き差ししないといけないのだ。これはかなり手間。背中でガチャガチャなるのも気になるしかとってたいして充電できているわけでもない。 - 天候に依存する
ソーラーチャージャーだから当然晴れてなきゃ使えないわけで、雲が多い山の上では安定した供給は期待できません。薄曇りならある程度充電できるけど…という感じ。 - 重い
少しでも荷物を軽くしたい登山で800g近いデバイスはかなり重量があるアイテムになります。で、それでどんどん充電できるかといえばそんなこともない。20000mAhのモバイルバッテリーがもっと安く買えるし、もっと軽い。20000mAhあったら一週間縦走したって平気ですよ。だいたい上記の通りの理由でソーラーチャージャーに頼るわけにはいかず予備でモバイルバッテリーを持っていくことになると思いますが、翌日にはソーラーチャージャーのほうが予備になっていると思います。
ということで、山においてモバイルバッテリーではなくソーラーチャージャーのほうが活躍できるシーンというと登山のようには動かないけど宿泊施設を使わず数日以上(スマホが使える電波の届くところに)滞在するとき、ということになります。ヒマラヤのベースキャンプで1週間滞在するつもりならソーラーチャージャーはあなたの味方です。あなたはどっちのタイプですか?
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