Sunday, October 19, 2014

2014-10-09 北アルプス黒部峡谷縦走 秘湯めぐり7日間3日目 槍ヶ岳〜西鎌尾根〜三俣山荘

冷え込みを覚悟しあまり寝れないと思っていたが、そこまで冷えず何度か目が覚めたものの朝4時まで寝ることができた。多分氷点下2度くらいにしかなってないだろう。今回は槍ヶ岳山荘のテント場の特等席であるDを取れたので風も弱かったし。実際トイレのある稜線に立つと風が強く体感気温はかなり寒い。今日は三俣山荘まで行く予定だけど順調に進めば6時間あまりで到着できる。慌てることもないので日が昇って少し気温が上がってから出発することにする。

モルゲンロートの大喰岳。…てか大喰岳って実際にそこを歩いてるとどこが山頂かわからないんだよね。3000m峰なのに登ったことがあるのかないのか微妙な山…

こっちが今日歩く西鎌尾根方面。雲が出てきて陰ってる上に風が強く、かなり寒い。昨日はTシャツでさえ歩けるような天気だったけど今日はずっとレインウェアが手放せない。

霜柱が5cmくらいに伸びてるw 登山道の斜面にえのき茸のように生えてて、触るとパサパサっと雪崩れる。

少し下りたところで振り返り槍ヶ岳を撮る。この日は時折晴れたけど槍の穂先にはずっと雲がかかっていてこの後はまったく穂先は見えなかった。

硫黄岳と硫黄尾根。なぜか逆にこの硫黄岳だけはどこからみても日が差していた。風の流れでそうなるんだろうねー。不思議で、面白いなあー。下の白いあたりから伸びている沢が湯股沢。あのへんに温泉湧いてないのかな?

3時間ちょっとで双六小屋に到着。とにかく寒かった。小屋の影のベンチでカロリーメイトを食べるけどそれでも風が強く寒い。三股まで行く人が何人かいてこの先、山頂コース、中道コース、巻道コースどれで行くかを話していた。自分は予定より早いし、景色が見えなくともとりあえず山頂コースで行くと伝え出発する。

双六岳の山頂付近はなだらかな、木曽駒ヶ岳のような雰囲気。霧が出ていると方向感覚がなくなります。

双六岳山頂に着くが予想通り景色はまったく見えず。ここから槍と穂高見たかったなあー。そして三俣蓮華岳を通り三俣山荘に行くんだけど、三俣蓮華岳までが思ったより長くて風が強くて寒くてちょっとへこんだ。あと30分長かったら泣いてたかもしれん。

三俣蓮華岳山頂から三俣山荘まではけっこう近い。テン場も回りがハイマツに囲まれていて風は弱そう。こんな位置にあるわりに湧き水が豊富で水は無料だし小屋での休憩も宿泊者の食事時間以外は自由というとても登山客に優しい山荘だった。スキットルが空になってしまったのでウィスキーを購入してスキットルに詰替えて、ロビーで飲んでいると眠くなってきた。よく考えたらウィスキー飲まずに目の前に見える鷲羽岳に登ってくるべきであったが、気がついた時にはもう酩酊していたのでテントに戻り19時前には就寝した。

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