Saturday, September 20, 2014

2014-09-15 穂高連峰縦走6日間 3日目 穂高岳山荘〜北穂高岳〜大キレット〜天狗原〜槍ヶ岳山荘

3時過ぎに起床。気温はかなり低く、何度か目が覚めたけど新しいシュラフのおかげで凍えるほどではなくきっちり6時間は寝た。奥穂から日の出を見ようと夜明け前に登っていく登山者も多いが、俺は山頂から日の出を見たいという気持ちは持ってないのでゆっくり用意を始める。この日は朝焼けがはっきりと出て涸沢カールが瞬間的に真っ赤に染まった。

穂高岳山荘は最近代替わりして若い女性が女将になったのだが、俺の友人Yがその女将夫婦のサークルの先輩だそうだ。けっこう親しかったようで友人も来年奥穂に登りたいと言っているので、主人に声をかけて「来年Yを連れてきますよ」と伝えたら「革靴で来ないように言っておいてください」と言われた。この返答は友人Yの性向を理解したものなので、本当に親しかったみたいだw

穂高岳山荘を出発して少し登ると涸沢岳山頂に着く。向こうに槍ヶ岳が見えている。今日はあそこまで行くぞー。

前回は濃霧と霧雨と強風で何も見えなかったけど今回は穏やかな天気なので回りを見ながら進める。そうすると気持ちも楽だし楽しみながら登れる。岩楽しい。

一箇所オーバーハング気味の岩があって降りるのに苦労する。

振り返ると奥穂高岳、ジャンダルムが見える。奥穂〜北穂はだいたい2時間位でいける。

今年3回目の北穂高岳!眼下に大キレットが見える。そして今年3回目の大キレットにチャレンジ!

…の前に北穂高小屋で北穂ブレンドを飲んでいく。ここからこの風景を見ながらコーヒーを飲みたかったのですよ!しかも今回は可愛いお姉さんに淹れてもらったので特に美味しい。

小屋の前のドラム缶の水たまりに氷が張ってた。押しても割れず、5mm近い厚さ。そりゃ寒いわ。

さて本当に大キレットいきますか。3回目ともなると慣れもあるけど、慣れで歩くのは危ないのでやはり一歩一歩慎重にいこう、と自分に声をかけながら歩く。

長谷川ピークを通過するクライマーを飛騨泣きからズームで撮影してみた。こうやって遠くからズームすると本格的な山岳写真ぽいなw このテクニック覚えておこうw

大キレットの最後、南岳側を登ってると登山道を整備しているところだった。通っていいよ、と言われたのでご苦労様ですといいつつ通過すると「うん、大丈夫だね」と言われた。あれ?w

大キレットも通過ー。標準タイム3時間10分にたいし、2時間20分というかなり早いタイム。朝出発の時間が遅かったのをこれで一気に取り戻した感じ。ちなみに足下は200mはあろうかという断崖絶壁です。

南岳小屋で少し休憩してから槍ヶ岳に向かって出発。小屋のお姉さんと話してて「前も大キレット渡ったんですよ」と言ったら「ですよね、前も来ましたよね」と言われ、南岳山頂でも別のお姉さんとすれ違いざまに「あれ、前も来ませんでしたか?」と言われた。山で金髪ってそこまで目立ちますかね?

普通は南岳からまっすぐ槍ヶ岳に向かうんだけど、時間があるので一度天狗原に降りていくルートを選択。3000mから2500mくらいまで降りて2時間ほど余計に歩くことになる。

天狗原には大きな雪原が残ってたのでちょっとだけ雪山気分。

そしてこれが目的の、天狗池と逆さ槍!有名だけど一般的なルートから外れた場所にあるのでなかなか見る機会がない風景なのだ。ちょっとだけ風があって水面が少し揺れてるけど満足!カメラのNDフィルタ機能を使って撮影してみたけど揺れを完全に消すことはできなかった。

誰もいなかったので入ってみた。左に雪が見える通り残雪から直接の雪解け水なのでもちろん死ぬほど冷たい。

槍沢ルートに合流し少し登ったところにある水場で水分を補給。上の方にいるとずっと天水を飲んでるので天然水がうまい。

カールに出て槍ヶ岳が見えてくる。でもここからが長いんだ。しかし8月は雨の中ここを登って、まだ高度順応してなかったのでかなり苦しかったけど今回はもう前日から3000mにいるのでわりとサクサク登っていく。

山荘着!入ってテントの受付をしたら、顔見知りになったスタッフのかたにいきなり「3回目!」と言われたw この日は連休最終日でほとんどの登山者はもう下山しているためかなり空いているけど、昨日はかなり混雑したそうだ。「マックスのマックスで、乾燥室まで宿泊に使った」と言っていた。ちなみにすれ違った女性パーティはすぐ下の殺生ヒュッテに宿泊して一人一組の布団が使えたと言っていた。混雑しているときは殺生ヒュッテに行ったほうがよさそうだ。あと面白いがすれ違う下山組が自分に槍の穂先の待ち時間がどれだけだったか言っていくのだ。3時間待ちだった、というひともいたが4時間、5時間待ちだったというひともいた。5時間待ちて!並びが山荘の前を超えていたらしい。夏の連休に槍ヶ岳に登る人はそれも考慮しておいたほうがいいだろう。

少し休憩してから槍の穂先に登る。もう渋滞もない。なので水着になろうと自由である。ずっと先には奥穂が見える。寒い。

槍のテン場は稜線にあるので風が強い。岩陰で風の弱いC、Dが埋まってたので6番を取ったのだが行ってみると張ってるひとがいた。声をかけると「別の場所を取ったがもう誰もこなそうだしこっちに張ってしまった」とのこと。正直みたところ6番は風が強そうだったのでその方にそのまま6番を使ってもらうことにして、自分は1番に張った。あとは14番が弱そう。実際1番はかなり風を避けられて助かった。ご飯食べたあと星が撮れないかなーと思って山荘でウィスキー飲みながら待っていたが薄い雲がかかってしまい星空は出なそうであった。20時頃就寝。