Saturday, September 20, 2014

2014-09-18 穂高連峰縦走6日間 6日目 上高地〜焼岳〜中の湯温泉

4時過ぎに起床。いっぱい食べたしよく寝て体力は回復している。朝も曇っていたが代わりに気温はそこまで冷え込んでいない。キャンプ場前の梓川に入って目を覚ます。穂高の上のほうは全然見えないが、今日の目的地である焼岳だけ雲がかかっていない。

上高地バスターミナルから歩くこと30分ほどで焼岳への登山口に到着。

1時間登ったところで焼岳が目の前にでてきた。焼岳は2450mほどの山でアクセスもいいところにあるので北アの中では日帰り登山に向いている山である。

途中にある長いはしご。ここの登山道で使われているはしごは鉄製ではなく、アルミの脚立を伸ばしたようなものばかりである。強度がないのでステップが曲がっていたりするのはご愛嬌。

9時30分に焼岳小屋に到着。かなりガスってて気温が低くなってるのでホットコーヒーを頼んで小屋の中で飲ませてもらった。ここも昭和の空気漂う味わいのある小屋だ。小屋のお姉さん(可愛い)がAMラジオを流して勉強していた。

小屋を出て山頂に向かうと霧がなくなった。どうやらこの日は焼岳小屋よりも穂高側に雲がかかっていて焼岳は雲がない日だったようだ。西穂では雨が降ってるとも聞いた。まったく運がいい。

小高いピークに登ると穴から白い影が噴き出している。霧が出ている?と思ったらこれ湯気なのである。おお、本当に活火山だ!ここまで露骨に火山だと感じられるとは思わずびっくりである。

小さい穴からはかなり高温の空気が吹き出していて、手をかざして温まることができる。温泉卵作れるかな?

焼岳の本体に登っていく。さっきまでは湯気だったがここからは硫黄分を含んだ噴煙なので、硫黄臭い。

登山道そのものがもはや温かくなってたりする。ただし非常にもろく滑りやすいのでちょっと注意が必要。

焼岳北峰直下でザックを下ろし北峰に登る。登山道の真横で噴煙が勢い良く出ていて岩が硫黄で真黄色になっている。

焼岳北峰に登頂!このピークは道がかなり滑りやすいのでテント装備なザックは下に置いておくほうが賢明である。ここから槍も見えるはずだけどとにかく穂高方面に雲がかかっていて、時折奥穂がちらちらと見えたりはするが全体的に切れることはなく、1時間ほど待ったが諦めた。

代わりに北峰からは火山湖が綺麗に見える。向こうに見えるのが南峰。南峰のほうが標高は高いが崩落の危険があるということで登頂禁止である。

下の火口から出ている噴煙が中心的な噴煙で、遠くからも見ることができる。

左側の穴が焼岳の噴火口。登山道からだと下がまったく見えずどれくらい下に続いているのかわからず怖い。まあネットで「焼岳 噴火口」とかでググれば画像見ることができるけど、知らないままのほうが怖いと思う。

山頂でゆっくりし予定の時間より遅くなったので下山はまたぶっ飛ばして標準タイム2時間のところを1時間20分で下山。この登山口に駐車場があるんだけど、駐車場の脇にまた登山道があって中の湯温泉まで降りられる。

中の湯側に降りた理由は、釜トンネルにある卜伝の湯に入ってみたかったから。秘湯っぽい雰囲気を出していて上高地行きのバスに乗るたび気になっていた。中の湯温泉で受付してるのかと思ったら、釜トンネル前にある売店に直接行ってくれ、とのことだった。中の湯温泉から卜伝の湯のある釜トンネルまでは普通に歩くと45分くらいかかる。そこそこ急いで30分で下りた。売店で受付するとちょうど前の組が出たところのようですぐ入ることができた。

卜伝の湯は30分の貸切制で入浴料700円。小屋は脱衣場で、そこから半分地下に潜っていくような形で岩屋の中に温泉がある。この時の湯は適温で気持ちよく汗を流すことができた。

あとこの道路の脇に岩肌から明らかに湯気が出てて温泉になってる部分があるんだけど、いつもバスの中から入れないかと思っていた。でも下りてみて入れなかったら間抜けだし…と思っていたが、実際に川を見てみて完全に両側が断崖になっていて行ける場所ではない、ということが確認できたのもよかった。バス停にいくと新島々行きバスは10分後。ベストタイミング。

新島々で乗り換えのときにお土産をみていたら売り子のお姉さんに話しかけられた。お姉さんは地元らしいのだが、梓川が上高地まで繋がっていることを知らなかった。さらに天狗池に映る槍ヶ岳のポスターがお姉さんの真後ろにあったのだが、それが槍ヶ岳だということさえ知らなかった。地元民が槍ヶ岳知らないとか!ショック!さらに既婚であった。ショックで寝込みそう。しかし地元の小学生がお姉さんの年齢を「○○歳〜〜!!」と言いながら駆けて行き、お姉さんが「こらー!大声で言うなー!!」と怒るというなんとも牧歌的な風景であった。グッときた。

夜松本で友だちと待ち合わせをしたので、急いで名古屋に帰ることもなくなり上高地線の渚駅で下車してなぎさちゃんと一緒に記念撮影。今回もよくがんばりました!おつかれ!