Wednesday, September 10, 2014

2014-09-01 北アルプス中央アルプス連続登山 3日目 槍ヶ岳〜東鎌尾根〜上高地

朝起きて外を見ると霧は薄い状態だった。しかしまだ絶好のコンディションとはいえないし、これで登っても昨日よりいい景色が見えるわけではないだろう。まずはテントを片付けつつ様子をみるがあまり好転する感じはない。むしろ段々霧が濃くなってくる感じがする。まあ昨日登ったし、今日はできるだけ早く上高地に降りたいので6時15分に下山開始。

しかしそのまままっすぐ槍沢を降りると去年と同じ下山ルートで芸がないので、東鎌尾根を通って水俣乗越から槍沢に降りることにした。東鎌尾根から槍沢ルートをみると雲が待ち構えている。

東鎌尾根から振り返るようにして槍ヶ岳を見る。霧が濃く、このあたりが槍をみた最後。意外とこのルートも急峻な岩場が多い。一度ここで岩の間に靴が挟まって前転しそうな勢いで前に転んだ。前がルートではなく崖だったら転げ落ちていただろう。まったく油断禁物とはこのことである。

晴れていたら気持ちいい景色なんだろうが、曇りは曇りで雰囲気がある。まあ写真だとそう写ってるけど、実際の景色はもっとどんよりしているんだけどw 目の前に見えるのは常念岳。

向こうに見えるのは泣く子も黙る槍ヶ岳最難関バリエーションルート「北鎌尾根」だ。いつか行ってみたいなあ。

水俣乗越から槍沢に降りるわけだが、稜線の逆側には北鎌尾根行きの道がある。もちろん一般登山者が入っていかないように案内は書かれていない。というか数歩足を踏み入れてみたがズルズルでこんなとこ歩けるか!という状態。そして戻ろうとしたところ、割れたヘルメットが落ちてる…

水俣乗越の下りは標準タイムで1時間だがなんとなく急ぎ目で降りたら35分だった。早すぎだ。でもそれでも膝は残してる感じだったんだよなー。水俣乗越を降りたところが大曲。

大曲から少し歩いてババ平のテント場でトイレ休憩。といってもここのトイレは北アルプス屈指の逆ミシュランなトイレである。単なるボットンだし水もほとんど流れないしただのベニヤ打ち付けで隙間だらけ、鍵もないので「閉まってるときは入っている」という非常にアグレッシブなトイレだ。ここのテン場を使うひとは覚悟してほしい。特に水場近くはトイレから匂いが届く可能性があるので注意。前回壊れていた水場は修復されていた。

11時15分には横尾に到着。まあまあのタイムである。ここでまた少し休んで、ここからは一気に上高地まで突き進んだ。特に明神館から上高地の間は二人して走っていたw まあ死ぬほど息が切れたけどな。そして最後あたりはかなり強い雨になった。上高地のキャンプ場で受付を済ませてからバスターミナルに向かう。

急いだのは、上高地バスターミナルから少し距離がある上高地温泉ホテルの外来入浴が15時までだからだ。バスターミナルであべちゃんが帰りの松本までの切符を払い戻して新宿までのさわやか信州号に振り替えをして、急いで温泉に向かう。14時40分にホテルについて滑り込みセーフ。上高地で天然温泉かつ外来入浴のある場所は少ないのだ。この素晴らしいお湯で800円はかなり安いと思う。湯上がりに体重を計ったら53.5kgになっていた。落ちすぎだ。

バスターミナルまで戻るとあべちゃんを見送り、俺はキャンプ場で雨の中テントを張ってあべちゃんにもらったカレーごはんを食べスタミナを取り戻す。梓川沿いのテン場は土なので下が柔らかく寝やすい。もはやそれだけでベッド並みの心地よさを感じる身体になってしまった。体力を回復させるため19時には就寝した。天気予報によると明日は晴天だ。