Monday, September 8, 2014

2014-08-17 槍ヶ岳〜奥穂高岳縦走 4日目 槍ヶ岳山荘(待機)

4時に起きて朝ご飯を作って食べて、片付けをして出発できる準備は済ませたが外は雨。南岳まで進めば大キレットを渡る縦走路を短くできるので雨でも南岳まで行くか迷ったけど、槍ヶ岳山荘まできておいて槍ヶ岳に登らないというのは口惜しいので夕方まで待つことにする。槍の穂先は1時間もあれば往復できるから、14時までに晴れれば南岳まで進めるし、それでなくても今日登っておけば明日は朝から縦走に向かうことができる。

しかしそれにしても雨が止まないので山荘の談話室で本を読んだりして過ごす。まず読んだ本は「ヒマラヤで泳ぐ」。1982年の本ですでに絶版になっているんだけど、長野県伊那生まれの農家がなぜか北極や南極の海で泳ぎ、最終的にヒマラヤの氷河湖で泳ぐことになるという意味不明なエクストリームスポーツの本だった。自分も雪渓の雪解け水で泳いだりはするけどヒマラヤの氷河湖って発想はないわ。

次に読んだのは穂高〜槍あたりの山脈がどのように形成されたかの謎を解き明かす「超火山「槍・穂高」―地質探偵ハラヤマ/北アルプス誕生の謎を解く」。でもこれは普通に素人向けに解説してくれればいいのに、昭和的なノリで変にミステリ仕立てに仕上げようとしてて死ぬほどつまらないジョークを挟んでくるので読むのに苦労した。今年になって改訂版が出たそうでそこが改められてたら買ってもいいかなーと思ったんだけど中見てみたらつまらないジョークは全然変わってなかったw ほんと内容としては非常に興味深くて、これを知ってから北アを歩くとものすごく楽しくなると思うんだけど。

この日は雷も鳴っていて一時的に霧が晴れたとしても槍に登るのは危険な状態だった。一瞬晴れたときに登ったパーティがいて、案の定途中で霧に巻かれ、下山してきてから遭対協のお兄さんに怒られてました。

しかしこの日は登るのは諦めたけど日没時に雲が晴れて夕焼けは綺麗に見れた。やっぱ自分にとって雲海は山の上で泊まる大きな目的のひとつなので見れるとものすごくテンションあがります。夕焼けに染まる(アーベントロートと呼ぶ)槍ヶ岳も見れて満足。


乾燥室を使ったので着るものは乾いたし、雨も止んだのでこの日は山荘に泊まらずテン場に移動。人も少ないからテン場の利用者も数張りで、風が防げる人気スポットを使うことができました。