これはわかってたんですが、イーモバもBroad EMOBILE LTEもサイトではこれでもかと75Mを推してるけど75Mが対応してるのは東京だと都心でもごく一部、お台場周辺だけです。だからその他の地域についてはLTE範囲内であっても半分の37.5Mになります。これは理解していた。でも販売店の店員さんはどのひとも「3G(WCDMAのこと)よりは速いですよ」というのでそれを(ある程度)信用して買ったわけです。
ところが購入して気がついたんですが、今まで持ってたLTE非対応のGP02のほうが速いんです。これはいかなることか。幸い新しく買ったGL02PはLTEとWCDMAを切り替える機能があるので、自宅で検証したところ、GL02PのLTEよりWCDMAのほうが速い。あまつさえLTE非対応のGP02のほうが速い。これはさすがに「LTEは旧回線より速い」という言葉に釣られて買った自分としては看過できない状況です。
そこで平日の休日を利用して中野、新宿で検証を行なってきました。検証方法としては以下のとおりです。
- 環境はMacBook Pro (2009 late) Mac OS 10.7 Google Chrome 21。他のアプリは閉じる。
- USENのスピードテストサイトを3回繰り返す。
- 使った機種は自分のGP02、GL02PとEMOBILEショップで借りたLTE対応機。
- LTE対応機種は設定でLTEのみ、WCDMAのみに切り替え、自動にはしない。
- 計測時には場所を動かない。同じ場所でそれぞれの機種を試す。
その結果がこのGoogle Docsのファイルになります。結果をかいつまむと
- 圧倒的に速いのは旧世代機のGP02。
- LTE対応機でもLTE使うよりWCDMAで接続したほうが速い。
- AnyDATA製のGL02PよりはHUAWEI製のGL01Pのほうが速い。
- LTE対応機種は電波が混雑している場所ではかなり遅くなる。
ということになるかと思います。もちろん徹底的な調査ではないですから参考程度に捉えて欲しいのですが、このことから個人的にアドバイスするなら「イーモバのLTEを買うなら75Mbpsのアンテナが自分のよく行く場所に設置されるまで待て」「どうしても今すぐイーモバを買う必要があるならLTE対応機種よりGP02のほうが速いし数万円のキャッシュバックがあるから安い」ということですね。┐(´ー`)┌ヤレヤレ
※そしてこれだけEMOBILEという単語を使うと、広告にEMOBILE LTEが出てくることになる皮肉。
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