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春とこの前と今年はもう2回も美容院に行ってるんですが、両方で「髪の毛がものすごく多いですね」と言われました。はげる兆候がまったくないそうです。ボクの父親はかなりはげてて、おじいちゃんは父方も母方もはげてるので父親からの遺伝だろうと隔世遺伝だろうとはげるというかなりハゲ率の高い状況におかれて育ってきたのでボクは将来はげるだろうと思っていたんですが、もしかしたらはげないのでしょうか。別にはげたっていいんだけど。ボクがこれだけ髪の毛をブリーチしまくって痛めてるのに髪の毛が減らないってのも不思議だけど、それだけ今のシャンプーやリンスで洗ってることが頭皮にいいってことなのかな?
この前書いたセカンドライフのことだけど、これは考えれば考えるほどボクの思考の中枢である気がしてきた。ハゲのことでも、ボクははげたらかつらにすればいいじゃんと思っている。そして多分かつらをしてることを隠す気にもならないだろう。なぜなら、ボクという存在はこの世界でアバターとしてのみ存在してるからです。誰も自分のアバターの容貌を変えていることを隠そうとはしないでしょ?そもそも容貌とは変えるためにあるんだから。同じようにボクは自分の容貌を自分の好きなように変えることに躊躇を覚えない。
そしてボクは他人も同じように見るから、整形手術とか豊胸手術もただの整髪や化粧と同じ意味にしか感じない。アイドルが整形だったりAV女優が豊胸手術してるとがっかりする人は、多分現実世界に多大な期待を寄せるタイプなんだと思う。そろそろ気がついてもいいはずだ。現実世界は仮想であり、仮想世界は幻想である。
だからボクは中学生のときから「本名」という言葉を使うことがない。世間の言うところの本名というものをボクは戸籍名と呼んでいる。だって、本当の名など存在しようがないではないか。名はいつでも名であり、仮名も本名も本質に差はない。世界は名前と関係性のみで成立している。
「諸君が、一度でも私の名前を叫べば、どんな密室からも抜け出して見せよう」
森博嗣 『幻惑の死と使徒』
だからこそ、ボクはどこまでいってもボクであることを止めることはできない。ボクはどんな世界を仮定しようがボクでしかない。全ての存在は存在を仮定して存在している。それを保証するのはボクしかできない。
ボクという存在は、この世界に一時的に現れたエイリアスに過ぎない。
どこにも存在できない。
そして、もし君が目を閉じれば、消えてしまう。
だから、ボクを消さないで。
誰もいなくなるこの世界に、ほんの少しの意味を。
DON'T
ANTI
MY
ALIAS
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