Sunday, August 6, 2006

熱海坂紀行


壁を伝う管が静かさを共鳴している
青さと儚さ 虚ろな微睡み


見分けられない足跡は消えてゆく
この街で出会うことのない二人


君は何を選ぼうとしたのか
僕にはわからないまま ずっと


小さな猫の鳴き声 届くのだろうか
願い? もう少しだけ近づいて


夕暮れは言葉を持たず
ただ影を落とす でももう少し


向こう側に何が見えるだろう
きっと何かが 見つけに行こう
それが何であろうと


妖怪ぼくのなつやすみが現れた!!

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