Monday, July 3, 2006

レナード現象には理由がある

難問ナンプレに挑戦〈2〉
難問ナンプレに挑戦〈2〉
稲葉 直貴

まだボクも買ってないんだけど、小中学校の同級生の稲葉君が本を出したので宣伝しておきます。小学生のころからの生粋のパズルマニアでありパズラーである稲葉君が作った問題なんだからきっと難解かつエレガントなものなのでしょう。なんたって、小学生の時でさえ別解が存在しないようにパズルを作ってたくらいだし。多分実家に帰ると彼が年賀状に書いてよこした問題が未だに解けずに置いてある。

稲葉君の思い出といえば、方眼ノートと2B鉛筆だろう。方眼ノートにいつも2Bでパズルを作っていた。そしてその問題を出されるたびにボクは頭を抱え、うなされるばかりだったのだ。彼がいなかったらボクは自身の才能を過信し今ごろ理系に進んでいたに違いないw

そして稲葉君に憧れて小学生の時にダース買いした2Bの鉛筆はいつか理系に進むときに未だに取ってあるんだw でも、この本を買って1本使ってみようかな。


レナード現象には理由がある
レナード現象には理由がある
川原 泉

川原泉の新作です。ボクは少女漫画をあまり読まないのですが、川原はあやかが好きなので買ってみました。もうすぐ笑う大天使の映画が公開されることだしね。正直絵はダメになってると思う。タブレットで描くようにでもしたんだろうか? 川原泉らしいのんびりとした画風が消えて、単なる少女漫画絵になってしまった。こんな絵だったら他の漫画家のほうがうまく書ける。むしろ表情が全然描けてない。笑う大天使のファンがこの絵をみたらがっかりするんではあるまいか。

ストーリィはいかにも川原泉的であり、川原泉色なストーリィである。学園物で、のほほんとした少女にちょっと冷静な男子生徒。特に派手な恋愛もなく、泣き所があるわけでもない。でも読んでてちょっとほっとするような、安息を与えてくれるマンガであります。川原泉にはいつまでもそんなマンガを描いてほしいですね。だから絵だけは戻してー!


さようなら、いままで魚をありがとう
さようなら、いままで魚をありがとう
ダグラス・アダムス, 安原 和見

銀河ヒッチハイクガイドシリーズ三部作の第四弾。三部作なのになぜ第四段なのかは訳者後書きを参照のこと。帯に「ただし、今回はラブストーリーです。」と書いてあってなんのこっちゃと思ってたけど読んで納得。こりゃ恋愛小説だw 笑える恋愛小説なのではなく、恋愛小説であることが笑える、というのがこの本の特殊なところ。

後書きを読んで合点がいったのだけど、今作は妙にハイテンションでハイペースに書かれている。書いてて楽しいって筆者の気持ちが伝わってくるようだ。アーサー、いつのまにこんなに男前になったんだw

個人的には初っぱなの

ところが悲しいことに、電話をかけてそのことを人に伝えるひまもなく、新しい超空間バイパスを建設するために地球はいきなり破壊されてしまった。こうして、彼女の思いつきは永遠に失わされてしまったーーように思えた。

これは、その若い娘の物語だ。


↑これを読んだだけで大感激。もうアダムス最高!ヒャッホー!

さらにはこんなところまで。

その答えを知りたい人は、このまま続きを読んでいただきたい。そうでない人は、途中は飛ばして最終章を読もう。面白いし、マーヴィンも出てくるから。


うひゃひゃひゃはやhじゃあがはうああじゃ ダグラスのジョークのリズムに乗れないとわかりにくいだろうけど、ヒッチハイクガイドシリーズを読んできてアダムスの波に慣れてきたならこのジョークの絶妙さがわかるはずだ。マクドナルドで大笑いしてしまって隣のお姉さん(けっこう美人)に不審な目で見られてしまったよ。

前作はちょっとマニアックな部分も多かったけど、これはすんげー面白い。さらに訳者あとがきまで面白かった。これはぜひあとがきもちゃんと読むことをお薦めする。