Friday, November 4, 2005

『θは遊んでくれたよ』 『τになるまで待って』

Θ(シータ)は遊んでくれたよ
Θ(シータ)は遊んでくれたよ
森 博嗣

τになるまで待って
τになるまで待って
森 博嗣

森博嗣のミステリシリーズをいっぺんにふたつ読んだ。この人の小説はやっぱり面白いね。読み始めてから、とにかく早く続きが読みたい!と思って彼女と食事中でも読んでしまうような本は森博嗣だけかも。

でも、τとかθとか全然作品に関係ない。今までは作品名は必ず内容とリンクしてたのに。これはシリーズの最終作で判明することなのかな? 巻末にシリーズ次作予定が載ってないのも珍しいかも。でもこれは短編集が途中で挟まるからかな。

しかしGシリーズの最初の『φは壊れたね』もだけど、Gシリーズはちょっと考えすぎなんじゃないだろうか。ボクなんかは、もっと単純に面白く終わらせてほしいんだけどな。萌絵と犀川の関係なんかどうでもいいからそこでサービスしないで、むしろ事件のプロットを書いてくれないかなー。難しく考えすぎで、ちょっとデュシャン的な実験小説っぽくなってきてる気がする。

そういうところで不満を感じるけど、代わりに美味しいところもいくつも用意してくれてるのが森博嗣のいいところだよね。

次作の予想は『ψが見たいなら』"impossible observer ψ"かな。