ALIAS - エイリアス アナログ的な連続階調値をデジタル的な離散値にサンプリングした場合に現れる、もとのデータには含まれていない虚像。 Science : 02/24/1999 Link Free. All rights resigned.
Sunday, August 14, 2005
『相対性理論の世界』
相対性理論の世界―はじめて学ぶ人のために
ジェームズ A.コールマン, 中村 誠太郎
量子論や現代宇宙論はほとんど含まれていない、相対性理論に特化した入門書。素粒子とか超ひもとかいろいろ書いてあると混乱しちゃう、という人にはお薦めできるかな。相対性理論と以前の物理学は何が違うのか、とか相対性理論はどのように実証されるのか、ということが丁寧に書いてあります。
ただし「どうしてそうなるのか」という原因はそんなに深く追求されていない向きもある。この本だけではどうして早く走ると長さが短くなったり、時間が遅くなったり、質量が重くなるのか、ということまではわからないかも。まあとりあえず結論だけ知っておいて、次の本で原因を知ろうとするってのも悪くないと思うけど。
ニュートン物理学でも光は曲がるとか、重力の理論である一般相対性理論だけじゃなく、特殊相対性理論でも光は曲げられるとか、意外と勘違いしそうなことを正確に書いてあります。ただ、「光子は質量を持つと考えられている」ってのはどういう意味だろう。光速で移動するものは質量を持てないと思うんだけど。
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