Thursday, August 11, 2011

木綿のナプキン

木綿のナプキン 太った裕美

恋人よ 僕は朝立つ
ラブホへと 向う列車で
はなやいだ街で 君のおりもの
探す 探すつもりだ
いいえ あなた私は
欲しいものはないのよ
ただ 股間の貝の具に
粗マラなめて帰って
粗マラなめて帰って

恋人よ 半年が過ぎ
あえがないが 泣かないでくれ
都会で流行の タンポンを送るよ
くんに くんに臭うはずだ
いいえ 腰のダイヤも
竿に眠る真珠も
きっと アナルのキスほど
きらめくはずないもの
きらめくはずないもの

恋人よ いまも素股で
ゴムも つけないままか
見間違うような 吸いついた勃起の
写真 写真を見てくれ
いいえ マットにねころぶ
あなたが好きだったの
でも 中出しのピルがいい
からだに液をつけてね
からだに液をつけてね

恋人よ 君を忘れて
変わってく 勃起を許して
毎日 愉快に過ごす街娼
ぼくは ぼくは帰れない
あなた 最後のわがまま
おりものを ねだるわ
ねえ 涙拭く
木綿のナプキン下さい
ナプキン下さい


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