Monday, May 18, 2009

記憶と生

未知谷というあまり有名ではない出版社があります。この出版社の送ってくる宣伝のFAXはちょっとくだけてる感じがあり、良くいえば親近感の持てる、悪くいえばちょっと悪ノリしてるようなFAXです。まあそれはいいとして、この未知谷からベルクソンとドゥルーズの書いた「記憶と生」という本が出ています。ベルクソンとドゥルーズといえばもちろん20世紀フランス哲学の大御所であり、この本も当然権威のある本であるわけです。

これがその本です。



砂糖水が飲みたければーーーーーーー
          砂糖が水に溶けるのを
ーーーーーー待たなければならない
まったく意味がわかりません。いや、意味はわかるというか、そうなんだけど…そんなことをジャック・バウアーばりに溜めて言われても。

コンテキストに置かれればそれなりの言葉なんだろうけど、これだけ抜き出してきて帯にするセンスに脱帽です。
評価:
アンリ・ベルクソン,ジル・ドゥルーズ
未知谷



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