未知谷というあまり有名ではない出版社があります。この出版社の送ってくる宣伝のFAXはちょっとくだけてる感じがあり、良くいえば親近感の持てる、悪くいえばちょっと悪ノリしてるようなFAXです。まあそれはいいとして、この未知谷からベルクソンとドゥルーズの書いた「記憶と生」という本が出ています。ベルクソンとドゥルーズといえばもちろん20世紀フランス哲学の大御所であり、この本も当然権威のある本であるわけです。
これがその本です。
砂糖水が飲みたければーーーーーーー
砂糖が水に溶けるのを
ーーーーーー待たなければならない
まったく意味がわかりません。いや、意味はわかるというか、そうなんだけど…そんなことをジャック・バウアーばりに溜めて言われても。
コンテキストに置かれればそれなりの言葉なんだろうけど、これだけ抜き出してきて帯にするセンスに脱帽です。
| 評価: アンリ・ベルクソン,ジル・ドゥルーズ未知谷 |
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