Tuesday, March 17, 2009

ちはやふる 4

ちはやふるの4巻が出ましたので早速買いました。今巻は全国大会前~大会序盤といったところです。大会中にアクシデントがあったのですが(まあなかったななんも面白くないわけだけどw)、取り返しのつくものなのかどうかがはっきりしないのでそのまま次巻へ持ち越し。ちょっとむらむら。前回のレビューでもう言ったことだけど、相変わらずちはやの異常な美人アピールがどうしても気になる。ちはやタイプの美人はナチュラルにはありえないって。だいたいメイクバリバリのお姉ちゃんと描き分けできてないんだしw

チームメイトが(←名前覚えてない)一番好きな歌といって万葉集の「あかねさす 紫野行き標野行き 野守は見ずや 君が袖振る」を挙げていました。彼女の解釈はあまりに直接的な恋愛表現過ぎてボクの解釈とは異なりますが(←偉そうに)、それでもやっぱ万葉集の中で最も熱い歌の一つであることには変わりないと思う。

ところでちはやが自分のスクラップブックを見つけて泣くシーンがあるんだけど、ボクの今巻のツボはそこでした。つられて思いっきり泣いてしまった。ボクはものすごく「感動しい」なんだけど、どうもボクは恋愛よりも家族愛、親子愛に弱いらしい。ボクの感動リスト
思い出を売る男(世にも奇妙な物語)
・星のオペラ(羽海野チカ)
は両方とも親子の愛情を描いた作品だ。

ボクはもちろん何度も書いてきたように、遺伝的な意味での親子関係というものにはほとんど興味がない。今例えボクは捨て子であったとか言われてもなんとも思わないし、ボクを産んだ人間に逢いたいとも思わないだろう。自分を産んだ人間と言われても、昔受けた手術で使った輸血はこの人の献血の分なんですよ、と言われて「はあ、どうもその節はありがとうございました」としか言えないのと同じくらいどうでもいい。

しかしだからこそボクにとっては家族というものが最も中心にあるのだろう。人間は本質的に孤独であるけど、家族という幻想で結ばれている。まったく根拠のない、ちょっと触れれば壊れてしまうような関係。それこそが最も価値のあるものだと思う。ボクは小学生の時、ペットボトルに砂を詰めてアリに巣を作らせて観察するのが趣味だった(今と変わらず根暗だ)。それを上級生に蹴って壊されてしまったとき、兄は本気で怒ってくれた。ボクはなんとしてもその恩に報いなくてはならない。