霧島昇という昭和の歌手の歌に誰か故郷を想わざるというものがあるんですが、歌そのものもいいんだけどこの「誰か故郷を想わざる」というタイトルが秀逸だと思ってたのです。ところが調べてみるとなんとこの歌を作詞したのは西条八十だった。西条八十は早稲田大学文学部卒業で文学部で教えてたこともあるみたいなので、ボクの先輩になります。
それにしても本人の朗読で「母の部屋」を聞いて以来西条八十に興味は持ってたけど、詩人というのはけっこう侮れない人種ですね。
というわけで生協にもちょうど置いてあったので詩集を買ってみました。GWの夜長をお風呂に浸かりながら少しずつ朗読しています。朗読してみると、やっぱ詩ってのは声に出して読むもんなんだなあと感じる。
でも西条八十は蘇州夜曲とか青い山脈など作詞が多いように「歌」としてはきれいなんだけど、いまいち西条八十の感情というのは感じにくい気がする。その点この前読んだ中原中也なんかはすごかったな。
今日のお昼はタパスタパスでトマトとモッツァレラチーズのパスタ。お昼に行ったからセットでドリンク、サラダ、デザート付きで1500円。わーい。ここの苺のタルトは小さいけどけっこう好きです。
そういや唄を忘れた金糸雀も西条八十の詞だ。マジで西条八十のファンになりそう。
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