Saturday, December 31, 2005

地球46億年の物語

テレビを付けたままネットをしてたら、NHKで『地球46億年の物語
の再放送を始めた。今回は「生命の星の旅立ち」という回。これみたことあるっけなーと思ってたら、隕石が衝突するときのシュミレーションが流れる。こ、これは地殻津波の映像ではないか!! 地殻津波とは直径数百キロの隕石が地球に落ちたときに起こり、地殻がめくれて津波のように広がっていくという凄まじい現象だ。地殻津波が起きた後には蒸発した岩石である岩石蒸気が地球上を覆い、海はすべて蒸発し地表は溶岩と化してしまう。直径6400kmほどの地球に500キロの隕石がおちるとこんなんになるんだなー 6500万年前のときは直径数十キロで恐竜が絶滅したわけだから、当然かもしれんけど。

あーパソコンでビデオを見れないのがすげー残念。これHDDに録画できたら何回でも見たいのに。1986年の『地球大紀行』の恐竜絶滅の隕石衝突の再現もなかなかの力作だったけど。とにかくこの地殻津波の映像はすごい。DVDがでたら絶対買おう。

追記:

直径数百キロに及ぶ隕石があったのは惑星創成期だから、この大きさの隕石が何回か落ちることで地球は今の直径になったわけで、「直径6400キロの地球に落ちた」という表現は不正確ですね。でもNHKのシュミレーションも今の地球に落ちた場合を想定してたからあながち間違いでもないとは思うけど。

追記(2006年11月19日)

「地殻津波」を検索してる人は、YouTubeで"Deep Impact"で検索してみるといいことがあるかもしれません。またはcometなどでも。

追記(2006年11月26日)

つーか「直径6400キロ」って書いてたけど、6400キロは地球の半径だね。1年近く間違ったままだった上に検索でこのページをみる人が多いのに、恥ずかしい。

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